FF7リメイク FF7Rシリーズ

【FF7R】クラウドがセフィロスにとどめをさした事を覚えているのはなぜ?理由を考察

2020年4月27日

今回個人的に気になったポイントが、クラウドがセフィロスにとどめをさしたことを覚えている、という点です。なぜリメイクではこのような設定になっているのか、本家と比較しながら考察していきます。

チャプター2のセフィロス登場シーンでクラウドが、「ありえない あんたは 死んだ 俺が この手で」と口走っています。
特に「俺が この手で」が重要。

単にミスっただけではないと願いたい、大きな改変ではないでしょうか。
なぜなら、本家ではクラウドがセフィロスを倒した事実は、精神世界イベントにてようやく判明するからです。

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本家のおさらい!カームの回想と精神世界

まずは本家FF7にて、クラウドがどのようにセフィロスの最期を思い出したのかを振り返ります。

カームでの回想

本家FF7でプレイヤーがニブルヘイム事件を知るのは、ミッドガル脱出後の最寄り村“カーム”での出来事。
ここでセフィロスを追うに当たり、過去のニブルヘイム事件を仲間に説明します。

5年前にソルジャーの任務でニブルヘイムに来たこと。
セフィロスの様子がおかしくなり、村を焼いて母や村のみんなを殺したこと。
セフィロスを追ってニブルの魔晄炉にたどり着き、セフィロスと一騎打ちになったこと。

ここまでを説明したクラウドですが、ここから先は「覚えていない」と言って終わります。
セフィロスを倒したかどうか、その後どうなったのかはここでは明かされないわけです。
それどころか、「俺がセフィロスに勝てたとは思えない」とまで言っています(なおこの時の記憶はクラウドの改竄が混ざっている)。

そして真実が知りたい、なぜ自分が生きているのか…という目的も含み、改めてセフィロスを追う決心をします。

精神世界でのネタばらし

本物のクラウドを取り戻すイベント、クラウドの精神世界。
ここで5年前のニブルヘイムで何があったのか、真実が明るみになります。
それをざっくりと箇条書きでまとめると、以下の通り。

・クラウドは5年前のニブルヘイムに“ソルジャーとして”行ったと思い込んでいた
・ ティファの認識では、5年前に来たのはクラウドではない別のソルジャー(ザックス)。
・ 実際は、クラウドはソルジャーになれず神羅の一兵卒として、素性を隠してニブルヘイムに来ている。
・ 父を殺したセフィロスを追ってニブルの魔晄炉に向かったティファ。しかしセフィロスに返り討ちにされ、意識を失う。
・ それを見ていたクラウドは、セフィロスの隙をついて襲撃し、ライフストリームに落とす(=セフィロスを倒す)

ここでようやく、

クラウドが本当に5年前にニブルヘイムにいた、でもソルジャーにはなれなかったこと
素性は隠していたけど、ティファを助けていたこと(=給水塔の約束が果たされる)
セフィロスを倒していた(ライフストリームに落下させた)こと

が明らかになります。

ジェノバの能力も関係ない

セフィロスを倒した事実は、5年前のニブルヘイム事件、魔晄炉内でティファが気を失っている時にクラウドが経験したこと。
つまりティファが知らない出来事で、ジェノバ細胞で読み取ることもできない部分です(この事実をティファが知っていたら、そもそもクラウドあの時いなかった、とはならない)。

なのでジェノバの能力で〜展開にも無理があります。
もっと言えば、このシーンは「ティファが覚えていない部分をクラウド自らが思い出した」ことに重要な意味があるのです。

ジェノバの能力で読みとったものではない、本物のクラウドの記憶である証明になるから。

ジェノバの能力って結局どこまで作用するの?

よくよく考えたら、クラウドが「ティファの記憶」を読み取っているんなら、5年前の記憶の齟齬は起こりません(ティファの認識に合わせて記憶を形成するはずなので)。
「記憶の中の人物」になりすますという設定なのですが、まあ、「記憶の中の人物」がもうその人の記憶やんって思うんですけども。

読み取った対象がたまたまクラウド本人だったから、ややこしいことになってるんでしょうか。
リバースの体験版では「クラウドが知らないこと」も少し描かれていて、記憶まるまる全部をコピーしてるんじゃないってことの補足が入っているような感じがしたんですけど。

どのみち「クラウド自身が思い出す記憶が大切」なのは変わらないんですけどね。

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改変の理由を考察

本家でいうと一番のネタばらしポイントだった部分、今回はなぜ序盤でアッサリと口に出したのか。
その理由を考えてみました。

精神世界やクラウドの自我復活変更の布石説

素直に考えれば、精神世界のイベントが変わってくる布石の1つと捉えられます。
あのイベントも人気のシーンである一方、ユーザーには周知されている内容でもあるので、今更「そうだったのか!!」とはなりにくい。
従って、何かしら変化はつけてくるだろうとは思います。
その前振りの1つである可能性はあるでしょう。

クラウド2週目説

本家の体験が1週目で、そのやり直しであるリメイクを2週目と考えると、クラウドが1週目の記憶を引きずっていて口走った、とか。
忘らるる都のフラッシュバックとかも、未来視ではなく2週目という見方もできますよね。

個人的には2週目という設定はあんまり好きじゃないのですが、可能性としてゼロではないのでこういう考え方もありかもしれません。

単なるミス、深い意味はない説

むせび泣く。

セフィロスにとどめをさしたクラウドの記憶、本編への影響は

リメイクで気になったセフィロスへのセリフ、「ありえない あんたは 死んだ 俺が この手で」について考察しました。
神羅によって公式的には死亡したと発表されているセフィロスですが(これは本家もRも同じ模様)、その死の詳細をクラウドが序盤で認識しているのは大きな違和感です。

リメイクと本家ではそもそも設定が変更になっている可能性もあり、考察自体が無意味という悲しいオチもありそうですが、気にしない気にしない。
次回どう展開していくのか、物語としてしっかり見せて欲しいポイントの1つです。

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