FF14を遊ぶ上で、理解しておきたい「ハラスメント」に該当する行為。FF14におけるハラスメントとは何か、禁止事項や迷惑行為についても解説します。
MMOであるFF14、人と人との繋がりもゲームの楽しさです。
対人関係で最も注意したいのが「ハラスメント」。
自分が快適にプレイすることはもちろん、他者に迷惑をかけないためにも、FF14のハラスメントにまつわる情報を把握しておきましょう。
目次
FF14の「ハラスメント」とは?
リアルと同じく、相手を精神的に傷つけ、苦痛を与える行動・言動がハラスメントに該当します。
FF14の中では、チャットでの発言やマーカー、名称など、表現が可能なすべての事柄においてハラスメント行為は禁止です。
嫌がらせや晒しの意味でマーカーをつける、公序良俗に反する名前でプレイ、エモートで明らかに不快な行動をする。
これらも該当することになります。
ハラスメント以外の禁止事項について
「迷惑行為」や「不快な表現」、「MPK(モンスタープレイヤーキル・・・モンスターを利用して他者を妨害したり、戦闘不能に陥れる行為)」など、ハラスメント以外にも様々な禁止事項があります。
FF14の禁止事項はロードストーンの「ファイナルファンタジーXIV サポートセンター」にまとめられているので、一度は目を通しておきましょう。
禁止事項に該当する言動をされた場合
明らかに禁止事項と見られる言動に遭遇したら、迷わず運営に「報告」しましょう。
メニューを開き、システムメニュー → サポート&ニュースの「報告」タブから行えます。
ハラスメントを始めとする不快な言動があった場合は「迷惑行為の報告」から。
そのほか「不正行為の報告」や「不具合の報告」も可能です。
相手のキャラクター名やワールド名を確認するには
ハラスメントの報告にはトラブルの詳細のほか、プレイヤーネームやワールド名などが必要です。
チャットの履歴が残っていればそこから確認しましょう。
残っていない場合は、メニューのコミュニケーション → コンタクトリストより、直近でPTを組んだプレイヤーの名前、ホームワールド、PTを組んだ時の場所やジョブが一覧できるので、こちらからチェックを。
表示されるのは50名までで、ログアウトしても最後にインした時の情報が残ります。
通報するとどうなるの?
運営に報告が渡ると、事実関係の審議などが行われるものと思われます。
相手に自分が通報したことが知られることはありません。
実際にその通報で禁止事項が確認されれば、相手には何らかのペナルティが課せられます。
「モルディオン監獄」に呼び出されることで有名。
すべてのペナルティは累積し、記録されています。
再犯の場合は、過去のペナルティよりも重い罰が下されることが。
最も重いペナルティは、サービスアカウントの「永久利用停止」です。
ペナルティについても、ロードストーンの「ファイナルファンタジーXIV サポートセンター」に詳細が記されているので、一読しておきましょう。
どんな言動が危ない?自分がハラスメントをしないために
ちょっとした言動が、想像以上に相手を傷つけてしまうこともあります。
知らず知らずのうちに迷惑行為しないよう、気をつけたい点をまとめました。
初対面や親しくない人とは一線を引く
CFや消化募集などでは、初めましての方、フレンドでない方とのプレイがほとんどでしょう。
特別親しい訳ではない人とのプレイでは、一線を引いた接し方で良いと思います。
筆者が考える一線を引いた接し方は、最低限の挨拶や返事、受け答えや攻略相談にとどまるもの。
一線を引き、なおかつ言葉選びを間違えなければ、不快な言動に繋がるケースは低いでしょう。
喋り方や言葉のチョイスに関しては一般常識の域であり、FF14に限ったことではないと思います。
一線を越えて親しい仲になれば、ダメ出しやギャグ、プレイに直接関係のない身の上話などをすることもあるでしょう。
もちろん、そういった踏み込んだコミュニケーションの仲でも、一定の礼儀は大切ですけどね。
過剰なエモートは控える
キャラクターが色々な動きをしてくれる「エモート」も、使い方に要注意。
上述の通り、ある程度距離を置いて接すれば、親しくない相手に過剰にエモートするなんてことはないでしょう。
よくあるのが「平手打ち」だったり、「大笑い」なんかも該当するでしょうか。
明らかに相手を煽る、貶すために使われた場合。
やった方は「ただのゲームのノリ」でも、やられた方は嫌な気分ですよね。
エモートは「どんな場面で使ったか」も肝心です。
相手が面白いことを発言した際の「大笑い」は、何ら問題ないと感じられます。
誰かが戦闘不能になった時、倒れている相手をわざわざターゲッティングして「大笑い」されたら。
明らかに、良い意味で使っていないと受け取れるのではないでしょうか。
エモートは、ボタン1つでキャラクターが生き生きと感情を表現できる、素敵な機能。
手軽に使えるからこそ、どんな時に使うのが適切か、楽しい使い方になるか、それを忘れないでいたいものです。
自分の考えがすべてと思わない
「自分がされたら嫌なことはしない」は基本ですが、同時に「自分の考えが全てじゃない」ことも再確認しておきましょう。
例えば、ID内で敵を「まとめる」か「まとめない」かは、未だに意見が割れる攻略法。
自分は特別嫌じゃないけど、ヒーラー初心者の人がいたらキツイと感じるかも。
ヒーラーに慣れてるからまとめてほしいけど、タンクからすると荷が重いかも。
自分は良くても、初見がいる、若葉がいるなどの状況に応じて「相手はこう思うかも?」と想像する。
それだけで相手を傷つけるリスクが減るなら、そこまで面倒なことではないはずです。
そんなつもりじゃなかった、では手遅れな場合も
親しい仲なら“ちょっとしたおふざけ”で許される行為でも、万人には通用しません。
「自分はそんなつもりじゃなかった」は、甘い考えと言えます。
この言動が相手をどんな気持ちにさせるか、どんな意図で伝わるか。
チャットやエモートは、それらを考慮した上で使いこなさなくてはなりません。
ハラスメントに注意して快適なプレイを
あまり窮屈に構えると、それはそれでゲームを楽しみにくくなりますよね。
最近は、ただのアドバイス程度でも「これもハラスメントじゃ?」と敏感になっているヒカセンも少なくないのでは。
言動を受け取る側に問題があるケースも、無視できません。
どちらの立場でも、相手との関係性や状況に応じて対応を考えることが大事。
基本はゲームであり、自由に楽しむもの。
だけどMMOである以上は、ルールがあり守ってこそ、みんなの円滑なプレイが実現されます。
ただ守るためにあるのではなく、そのルールに守られているから、快適な旅が楽しめる、それを理解しておきましょう。
詳細は下記公式サイトにて御確認ください。
ファイナルファンタジーXIV禁止事項およびアカウントペナルティポリシー変更のお知らせ | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
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