FF14内の攻撃職である「DPS」、現在11のジョブがあります(青魔道士を除く)。
それぞれのジョブの特徴やおすすめポイントなどを独自に紹介!
どんなジョブがあるかわからない初心者の方も、ぜひチェックしてください。
目次
DPSは大きく分けて3種類ある!
FF14における攻撃を専門とした職業が「DPS」です。
DPSには、大きく分けて以下の3種類のジョブがあります。
- メレー:近接物理攻撃に特化したジョブ
- レンジ: 遠隔物理攻撃に特化したジョブ
- キャスター:遠隔魔法攻撃に特化したジョブ
武器で物理的に攻撃するのがメレーとレンジですが、メレーは敵の近くで戦うタイプ、レンジは遠くからでも攻撃が可能なタイプです。
キャスターは魔法での攻撃を得意としています。
同じDPSでも、どのタイプの属するのかで操作感がまったく異なるので、1つずつ試してみるのがおすすめです。
FF14のDPS「メレー(近接物理DPS)」を紹介
接近戦を得意とする「メレー」のジョブを紹介していきます。
メレーは基本的に操作が忙しいほか、敵に張り付いて戦わなくてはならないため、視野が狭くなりがちです。
そのため、DPSの中では中~上級者向けのジョブが多く、火力が期待できる作りになっています。
モンク(格闘士)
格闘士クラスの上位職となるのが「モンク」です。
肉弾戦に長けており、DPSの中でもトップクラスの火力を出すことができます。
モンクの特徴を以下にまとめました。
- 疾風迅雷による高速スキル回しが魅力
- 高火力かつ全体シナジー持ち
- 踏鳴+型を正しく組み合わせて必殺技につなげる
モンクには「型」という特性があり、繰り出す技に応じて異なる型が付与されます。
「踏鳴」の使用中に正しく型を付与していくと、強力な必殺技が出せる仕組みになっているため、コンボルートごとに型(付与されるチャクラ)を把握しなくてはなりません。
また、疾風迅雷という特性により、ほかのジョブよりもリキャストタイムが短縮されているのもポイントです。
このため、総じてスキル回しの速度が上がり、GCD中にスキルを差し込む猶予も短くなります。
モンクはどちらかというと玄人向けといわれることが多いのですが、「正しく型を付与するコンボへの理解力」や「疾風迅雷による高速スキル回し」がその主な理由です。
竜騎士(槍術士)
FFシリーズを代表する人気ジョブといえば「竜騎士」でしょう。
槍術士の上位職となります。
竜騎士の主な特徴は以下のとおりです。
- 全、単シナジー持ちの人気職
- カンスト時の方向指定が多い
- ややジャンプ硬直がある
序盤こそ、メレーの中では扱いやすい部類の竜騎士ですが、カンスト時には方向指定が多く設定されるジョブになっています。
一方で、全体・単体向けのシナジー技を所有しており、PTDPSの底上げが可能な頼もしいメレーです。
最大の特徴となる「ジャンプ」系の一部スキルは、発動時にやや硬直がある点に注意しなくてはなりません(以前よりはマシになっています)。
方向指定のほか、竜血タイムリミットの関係もあって操作が忙しいジョブになります。
繰り返し練習して慣れる必要があるでしょう。
忍者(双剣士)
メレーの中で唯一、攻撃力がDEXに依存する特殊な存在の「忍者」。
前提クラスは双剣士で、ジョブの特徴は以下になります。
- 印の組み合わせによる忍術が特徴
- 「ぶんどる」によるシナジー効果が優秀
- 火力の高い技を一極集中するタイプ
忍者の魅力は、組み合わせる印によってさまざまな忍術が使える点です。
ある程度離れていても攻撃できるので、スキル回しをうまく考慮すれば攻撃を途絶えさせずに攻められます。
「ぶんどる」による敵への被ダメージ上昇効果は、高難易度コンテンツの攻略においても非常に重宝され、バーストの基点にもなる技です。
スキル回しについては、忙しいタイミングとそうでないタイミングがわかりやすくなっています。
繰り返し練習し、練度を上げていきましょう。
侍
「侍」は、メレーの中でピュアDPSといわれるジョブです。
ピュアDPSとは、仲間の火力を補助するシナジーを持たない代わりに、単身で非常に高い火力を出すことのできるDPSを指します。
- メレーのピュア枠、単身火力重視
- 3つの閃、剣気、剣圧の管理が必要
- レベル50から解放できる
紅蓮のリベレーターから追加されたメレーなので、ほかのジョブでレベル50に到達しないと解放できません。
3つの閃を付与することで強力な技が出せるほか、剣気・剣圧という特性も搭載されています。
剣気・剣圧ともに余すところなく使うのがポイントです。
特に剣気の扱いに注意し、高火力を出すためには隙なく攻撃を叩きこみ続ける必要があります。
閃と剣気をしっかり管理しなくてはならず、高い練度が求められるジョブです。
リーパー
最新章となる暁月のフィナーレで追加されたメレーに「リーパー」があります。
鎌を使う癖のある見た目とは裏腹に、メレーの中では扱いやすいジョブです。
- 各ゲージを溜めて、コンボに発展
- GCD中に差し込むアビリティが少ない
- レベル70から解放できる
基本はソウルゲージを溜めるコンボ→シュラウドゲージを溜めるコンボ、シュラウドゲージが溜まったらレムールソウルコンボ、の繰り返しです。
レムールソウルコンボの最後はコムニオで締めましょう。
ソウルソウは戦闘前か、攻撃ができない待ち時間に仕込みます。
難点は、ほかのジョブのレベルが70になってからでないと使えない点です。
最新章のジョブなので仕方ありませんが、扱いやすいゆえに序盤から出せないのは少しもったいないですね。
FF14のDPS「レンジ(遠隔物理DPS)」を紹介
DPS初心者にもおすすめなのが「レンジ」全般です。
レンジの特徴は、「移動の制限がほぼない」「複雑なスキル回しがない」の2点。
メレーのように敵から離れると攻撃が届かない!という心配がなく、キャスターのように動くと詠唱が中断される懸念もありません。
また、3種のDPSのうち、スキル回しがもっとも簡単な構成になっているため、初心者の方やDPSに苦手意識を持っている方にも推奨できます。
吟遊詩人(弓術士)
時に武器として、時に楽器として弓矢を用いる「吟遊詩人」。
前提職は弓術士です。
吟遊詩人の主な特徴を以下にまとめました。
- 歌によるシナジー効果に特化したジョブ
- 歌の種類によってスキル回しが変化
- 二種のdotで安定してダメージを蓄積できる
吟遊詩人は「歌」という特殊なシナジースキルを持っています。
歌の効果中に仲間や自分の能力を高めることができ、歌の種類に応じたスキル回しを行うのが特徴です。
基本的なスキルの使い方は「発動可能になったら出す」「ゲージが溜まったら出す」というシンプルな考え方がほとんど。
dotや歌の管理は必要ですが、メレーほど高度には要求されず、初心者でも手を出しやすいジョブです。
また、二種類のdotを切らさず維持することで、安定してダメージを蓄積できます。
機工士
シナジー枠の多いレンジの中で、現在唯一のピュア枠となるのが「機工士」です。
単身火力に特化しており、レンジでありながら優れた攻撃力を誇ります。
- レンジのピュア枠、単身火力重視
- WFを基点とし、OHコンボを合わせる
- バッテリーを消費してロボットを呼び出せる
- レベル30から解放できる
機工士のスキル回しも非常にわかりやすく、ワイルドファイアを基点にオーバーヒートコンボを決めていくのがポイントです。
オーバーヒート中は、ガウスラウンドとリコシェットの回転率が急上昇するので、ヒートブラストの間に交互に挟んでバーストします。
特定のスキルやコンボを重ねていくと、ロボットを呼び出せるゲージが溜まっていくので、呼び出し可能になり次第出陣させましょう。
踊り子
漆黒のヴィランズで追加された第三のレンジジョブ「踊り子」。
こちらも吟遊詩人と同じく、シナジー特化のジョブとなります。
- 踊りによるシナジー効果に特化したジョブ
- proc技が多い
- レベル60から解放できる
踊り子は、ダンスコンボとproc技を優先していくジョブです。
使うべき技が非常にわかりやすく、操作も簡単なので、初心者でもとっつきやすいと思います。
ただし、レベル60にならないと解放できません。
スタンスアビリティ(クローズドポジション)を所有しているので、コンテンツに参加したらもう1人のDPSに付与しましょう。
強スキルのほとんどが範囲攻撃なので、対複数戦でも重宝します。
FF14のDPS「キャスター(遠隔魔法DPS)」を紹介
FF14をやるなら魔法使いが良い!という方は、DPSの中でも「キャスター」が向いています。
一撃が強力な魔法を扱えるジョブですが、魔法を唱える時間が必要なため、その間は基本的に移動できません。
移動すると詠唱が中断されて火力が下がってしまうため、キャスターで高火力を目指す際は最低限意識してみましょう。
黒魔道士(呪術士)
「黒魔道士」は、ピュアDPSに位置するキャスターです。
シナジーを持ちませんが、全DPSの中でも随一の火力を誇ります。
- キャスターのピュア枠、単身火力重視
- 詠唱を伴う攻撃が最も多い
- MPを永続的に回復可能
3つのキャスターのうち、黒魔道士のスキルは詠唱を伴う攻撃がもっとも多く与えられています。
そのため、移動を極限まで減らす、あるいはラインズステップやエーテリアルステップといった移動スキルの使用が欠かせません。
最新章で3連魔がチャージスキルとなるなど、移動に強くなる仕様変更も行われていますが、基本的には移動タイミングの見極めが必要なジョブとなります。
火力を盛るAFフェーズ、MPを回復するUBフェーズを繰り返すだけなので、スキル回し自体は複雑ではありませんが、移動の制限が強いため難易度は高めです。
召喚士(巴術士)
バハムートやフェニックスといったFFおなじみの召喚獣を使役する「召喚士」。
キャスターなのに、かなり動ける魔法使いとして人気です。
- バハムートとフェニックスを中心に、3蛮神の技を回していく
- エーテルフローを管理する
- 蘇生魔法が使える
召喚士が放つ召喚術の多くは詠唱を伴わず、移動しながら使うことができます。
そのため移動の制限が軽く、キャスターの中では非常に扱いやすいジョブといえるでしょう。
スキル回しも、バハムート→3蛮神→フェニックス→3蛮神……の繰り返しと、かなりわかりやすくシンプルです。
初めてのDPSにキャスターを選びたい方にもおすすめできます。
火力を伸ばすためには、いかにルインガをうたないかが重要です。
procしたルインジャを腐らせないよう注意しましょう。
蘇生魔法と回復魔法が使えますが、フィジクはほぼ役に立たないので、よほどのことがない限り使わなくて構いません。
赤魔道士
侍と同じく、紅蓮のリベレーターで追加されたのが「赤魔道士」です。
魔法のほか、細剣による近接攻撃も得意としています。
- ブラックマナとホワイトマナをバランスよく上げていく
- マナを消費して細剣コンボを発動
- 蘇生魔法が使える
- レベル50から解放できる
赤魔道士は、詠唱時間のある魔法を使うと「連続魔」が付与され、次に使う魔法をすぐに発動できます。
これを利用し、キャストタイムの短い魔法(ジョルト、ヴァルファイア、ヴァルストーン)→キャストタイムの長い魔法(ヴァルサンダー、ヴァルエアロ)の順に組み合わせて使っていくのがポイントです。
範囲魔法も同様の理屈で組み合わせましょう。
黒魔法系を使うとブラックマナ、白魔法系を使うとホワイトマナが上昇します。
両者の差をあけすぎずバランスよく蓄積し、溜まったら細剣コンボを発動。
さらにヴァルホーリーやヴァルフレアで追撃し、基本のコンボに戻ります。
赤魔道士も、キャスターの中ではそれなりに動けるジョブであるため、比較的扱いやすいDPSの1つです。
ただし、レベル50からでないと解放できない点に注意しましょう。
FF14のDPSは3種類すべて使ってみるのがおすすめ!
FF14におけるDPSは、どの種類に属するのかで性質がまったく異なります。
メレー、レンジ、キャスターのいずれも使ってみて、相性の良いジョブを探してみましょう。
すべてのDPSに挑戦すると、それぞれのメリット・デメリットのほか、PT戦における各自の役割も理解しやすくなります。
タンクやヒーラーを出す際にも視野が広がるので、いずれのDPSも一度は使ってみることをおすすめしますよ。