一時期SNSでも話題になった「リジェネ問題」。一体何が問題なのか、論争の理由は何なのかを解説していきます。揉めないリジェネの使い方についても考えました。
白魔導士のスキルとして知られる「リジェネ」。
HPを徐々に回復するhotアクションの代表です。
このリジェネを使うにあたり、ユーザー間で意見が割れている模様。
いわゆる「リジェネ問題」に関して、深堀してみましょう。
目次
リジェネ問題って?
主にリジェネを使うタイミングに関して、意見が割れる問題のこと。
一時的にツイッターでも話題になっていましたね。
戦闘前にかけるのか、接敵してからかけるのか、あるいはそれ以外か。
ユーザーによって考え方が異なるほか、ロールごとの視点でも意見が違うようです。
なぜ論争になるのか
リジェネを使うタイミングで論争になる理由は、回復効果によってヒーラーにヘイトが向きやすいという点にあります。
ヘイトが上がるのは、攻撃やヘイト上昇スキルを使う以外に、回復行動も要因になるためです。
戦闘前にリジェネをかけると?
タンクが接敵する前にリジェネをかけると、接敵した瞬間に白魔導士にヘイトが向きやすくなります。
特に危険なのが、1グループの敵が複数の場合、タンクが最初にヘイトを取る1体以外のヘイトが白に飛ぶこと。
グループの敵数が多ければ多いほど、ヒーラーが攻撃されるリスクが高くなるということです。
ヒーラーが攻撃されるだけでなく、敵の動きがヒーラー中心になるため、タンクの範囲攻撃が当たりにくくなるという恐れもあります。
これを嫌うタンクが多いことから、接敵前にリジェネ(学者の深謀遠慮や占のアスベネも同様)をかけないで欲しい、との声があるのです。
筆者もFF14を始めたばかりの頃に教えてもらったことがあり、それ以降は注意するようにしていました。
ヘイト管理は以前よりかなり楽になっている
紅蓮当時のパッチ更新だったと思いますが、ある時期からタンクがヘイトを維持しやすくなる調整が入れられました。
スタンスを入れて攻撃していれば、DPSやヒーラーにヘイトを奪われることはまずありません。
TPの廃止もあり、範囲攻撃が打ちやすくなったのも大きいでしょう。
調整前と後どちらの使用感も知っていますが、調整後は本当にヘイト管理が楽になりました。
調整後からはリジェネの前後を気にしない人が増えた?
タンクがヘイトを維持しやすくなってからは、遠慮なく事前hotをかける人が増えたのかもしれません。
特にまとめるタンクと一緒になったとき、敵グループ間の移動時にhotやバリアは必須。
爆速で駆け抜けるタンクもいるので、いくらスプリントで追従してもhotの有無により回復量に大きな差が生じます。
また、カンストLvの上昇により、まとめるIDが増えた。
必然的に、早めにリジェネを投げる機会も増加したと考えられます。
接敵前にかけるメリットはあるのか
ヒーラーの攻撃手数が増えること、回復に余裕が生まれること、などが考えられるでしょう。
ただ、ヘイトが散るというデメリットを超えるほどの大きなメリットかと言われれば、そうでもないのが正直なところ。
まとめる時以外は、大したうまみはないでしょうね。
結局いつかければ良いのか
・ まとめる場合は、グループ間の移動時にかける。
・ ボス戦は事前にかけても問題なし。
一番安全なのは、タンクの動き方や場面によってかけるタイミングを変えることです。
基本は接敵前は控え、タンクが全ての敵のヘイトをとってからかけるのが無難でしょう。
まとめる場合、グループ間でHPが削られることはタンクもわかっています。
従って、1グループ釣った後(2グル接敵前)にリジェネをかけるのは問題ないと思います。
まとめる行為自体、HPが大きく減る戦い方なわけですから、回復をしない理由がありませんよね。
多少タゲがヒーラーに散ったとしても、タンクの近くにいれば範囲攻撃で簡単に取り戻すことが可能です。
ボス戦の場合、基本的には1体のみ。
リジェネをかけていてもタゲが散る恐れはないので、事前にかけて問題ないでしょう。
考え方は1つじゃない。それぞれの視点での意見を認めよう
一番大切なのは、それぞれの視点での考え方があるのを理解すること。
一言にタンク、ヒーラーと言っても、最近始めた方からベテランまで、幅広いユーザーが存在します。
多少散ってもすぐ取り返せるから、事前にかけてもらって構わない人。
練習中で不安だから、ヘイトをとってからかけて欲しい人。
ちょっとでもヘイトが散ると焦ってしまう初心者の人。
慣れているから少々タゲが漏れて被弾しても気にしない人。
本当に上手な方は、どんなプレイスタイルにも柔軟に対応できる人です。
自分の考えだけに固執せず、色々なプレイヤーがいることを認める。
リジェネ問題に限らず、円滑な協力プレイを実現する上で大切なことではないでしょうか。
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