魔境とも揶揄される“プラチナⅣ”。
限界を感じる人が多く、つまづきやすいランク帯です。
プラ4沼にハマって抜け出せないプレイヤー向けに、プラチナⅢに上がるためのポイントを紹介します。
シーズン9で、ほぼ野良で沼から抜け出した筆者が、実践していた方法です。
目次
プラチナ4から上がれない……なぜ?
プラチナ帯のマッチ消費RPは36。
これを取り戻すには、3以上のキル/アシストがある場合は10位以上に入る。
キル/アシストがない場合、最低でも4位以上に入らなければマイナスとなります。
プラ4でハマるほとんどのケースは、プラスになる条件がなかなか満たせず、その繰り返しが続くことが原因でしょう。
私もそうでした。
せっかく頑張って上位入賞しても、全く戦っていないとRPがしょぼくて盛れません(もちろん減るよりはマシですが)。
かといって序盤から戦っても、なかなか勝てずにフルロストしてしまう。
戦闘で勝っても、漁夫で簡単に狩られてしまう。
プラ4降格保護勢による激戦区凸が続くと、自暴自棄になりそうなこともあるでしょう。
こんなプレイヤーでも沼を抜け出せたので、同じようにモヤモヤしている方も、以下のポイントを意識すれば可能性は十分あります。
撃ち合いが弱い、1on1が苦手な方でも大丈夫。
まずは降下〜終盤まで、マッチの流れに沿って意識したい要点を解説します。
降下:他部隊と被っていない所に降りる
プラチナ帯の初動死ほど虚しいものはありません。
絶対に避けるためには、降下地点が被らない所へ飛ぶ、基本的なことですがとても重要です。
被ったとしても1PTまで。
装備の状態的に分が悪そうなら、迷わず最寄りの小エリア(少しだけ建物や物資がある場所)などにピンをさして移動しましょう。
降下地点は、早く決める必要はありません。
前だけ見ず、振り返った時に誰も飛んでいない地点も狙いめです。
基本はワールドの端から攻めるのが安パイですが、被らないことを最優先しましょう。
中央帯に降りる場合は、四方から来られる可能性を常に考えながらスピーディーに移動。
安地中央に直進するよりは、弧を描きながらエリア端の強ポジを転々としていきましょう。
序盤:ラウンドと残部隊を気にしながら移動、戦闘する
プラチナ帯では、ゴールド帯よりも試合の流れが遅いことがほとんどです。
ラウンド1終了時点で残10部隊まで減れば速い、13〜15なら普通くらいでしょうか。
試合の流れが普通〜遅い場合、部隊が方々に散っている可能性が高く、どの方向からも敵がくる恐れがあります。
この場合は戦闘開始に対して奥手になる必要があります、理由は漁夫の危険性が高いためです。
すぐに戦闘が始まりにくい反面、いざ始まると銃声を聞きつけて集まる部隊も多くなると予想。
狩られる側にならないよう、慎重に行動しましょう。
仮に戦闘が始まっても、すぐに決着がつきそうにないなら、漁夫のリスクを排除することを優先してください(=逃げるor相手部隊と漁夫しに来た部隊をやり合わせる)。
逆に試合の流れが早い場合、集中した箇所で部隊が一気に減った可能性がありますね。
そのためエリアが煮詰まってくるまでは、周囲に戦闘の痕跡がなければ、接敵や漁夫の恐れは低いでしょう。
戦闘を開始するなら残10部隊未満から、なおかつエリアにまだ余裕があるときほど低リスクだと思います(もちろん降下時の部隊の配置にもよるので、絶対ではないです)。
10部隊以上いて戦闘をしても良いケースは、完全に漁夫れるとき、数的有利な場合(深追いしすぎない程度に)、強ポジから一方的に撃てて裏取りされないとき。
要は、残り部隊が多い状態なら自軍へのリスクが低いときだけ戦うということですね。
敵を見つけたらとりあえず撃つ人が結構いますが、それだと勝敗が運に左右されることも多く、堅実な勝ちにつながりません。
体感では、ラウンド数と部隊数を気にせず適当に戦ってしまい、RPが盛れないケースが多い気がします。
中盤〜終盤:有利な状況や強ポジで戦闘を行う
エリアが狭くなってくる(ラウンド2〜3以降)と、否が応でも戦闘になります。
できるだけ強ポジから攻めることを意識し、少しでもキツイなと感じたら無理に戦う必要はありません。
迂回してポジションを変える、サッサと逃げてしまっても構いません。
恐らく漁夫に出会える機会が増えるので、そちらをメインに仕掛けていくのがセオリーでしょう。
遠くから戦闘中の部隊を撃っているだけで、ラッキーキルが入ることもしばしば。
(乱戦にめがけて撃っておくと、謎のポイントが入ることがあります、美味しい)
索敵できるキャラがいれば、欠けた部隊のハイド勢を狩るのも有効です。
撃ち合いが弱い自覚がある方は、絶対に1人で特攻しない。
全身を出し過ぎての戦闘も控えてください。
積極的に前に出れなくても、仲間のカバーにはしっかり入りましょう。
何もしていない状況を極力作らないようにしたいですね。
終盤でできることは、特別に“プラチナ帯だからこう!”というものはありません。
強ポジを取る、連携をする、的確に撃つ、ダウンしない。
これらを徹底し、上位を目指しましょう。
常に注意すること、意識すること
最初から最後まで把握しておくことをまとめています。
わかっているようでも意外とできていない、基本の対策がこちら。
常に漁夫がくる可能性を考える
「もう来ないだろう」から漁夫がくるプラチナ帯。
戦闘後のケアが非常に大切です。
しっかり音を聞き、先にボディシールドの確保と回復を優先する。
消耗しているなら回復と逃げに徹し、無理に対抗しない。
他メンバーが漁りに夢中になっていても、自分だけは四方を良く見ておくなど、必ずアンテナを張っておきましょう。
ダウンしたら終わり、見捨てる覚悟も必要
申し訳ないですが、近距離戦時にダウンしたらまず助けられません。
自分がRPを欲しいと思っているからわかりますよね、プラチナ帯の確殺への欲は凄まじいです。
だからこそ、先にダウンしちゃいけない、ダウンだけは絶対にしない、これがすごく大切なんですよね。
チキンで良いので、身を守ることを最優先してください。
ダウンした人を起こすより、まだバナーを確保する方がマシなくらいです。
1人だとわかるやいなや、明確な殺意を燃やしながら爆走してくるオクタン、めっちゃ怖い。
逆に、自分がダウンしても見捨てて走って欲しいと思っています。
少しでも順位を上げてくれた方が、何倍も嬉しいです。
攻めと退きは潔く、欲張りは禁物
上述の戦うタイミングを見極め、行けると思ったら素早く攻める。
逆に無理だと思ったときも、迷わずに逃げ切る。
攻めるときも退くときも、まごつかずに潔く動くことが生死の分かれ目です。
展開するときも仲間と離れ過ぎないように、常にお互いの位置を把握しましょう。
安全に勝てたらサッサと漁り、次の移動先を考えます。
仲間に過剰な期待はしない
信じることは大切ですが、野良である以上“絶対”はありません。
意思疎通が図れないことの方が多く、明らかに降格保護でヤケになってるだろ……な仲間に当たることもザラです。
カバー、連携、ピンで意思表示。
必要なチーム戦をして、それでもダメであれば、そのゲームはハズレだと思って諦めましょう。
1人でも隠れて逃げ切り、少しでもマイナスを減らす立ち回りにシフトします。
使っていたレジェンド、武器など
本当は逃げに徹することができるレジェンド(レイス、バンガ、オクタンなど)が良いと思いますが、私はほぼホライゾンで稼ぎました。
その時にハマっていたキャラを使っていただけなので、自分が得意なレジェンドならどれかに固執する必要はないと思います。
武器は、片方がオート連射系の武器。
ボルトをよく持ち、次点でフラットライン、スピットファイア、301。
最初の漁りで確保でき、アモも十分拾えた武器を優先します。
もう片方はショットガン。
両方がオート連射だと弾持ちがキツイので、片方は弾の管理がしやすいショットガンを使っていました。
投擲アイテムは、最低でもバックパックのLv分は持つようにしていました。
あるとないとでは、咄嗟の対応に大きな差が出るもの。
できるだけ2〜3つは維持するのがおすすめです。
プラチナ4からの脱却を目指そう
初動で死ぬ、序盤で死ぬ。
高順位でもキルポがなくRPがしょっぱい。
上記2つの繰り返しで気持ちが折れる(降格保護)。
これらの沼要素を払拭するために、上でまとめた対策を取り入れてみてください。
気持ちの部分は、慣れと諦めが肝心。
根気を詰めてやれば良いものでもないので、休息もしっかりとってくださいね。
私がプラ3に上がった時も、毎日プレイしていた訳ではありません。
あまり気負いすぎてもダメなので、肩の力が入りすぎないようにしましょう。
また、ある程度のエイム力はやっぱり必要です。
訓練場で練習を行い、リコイル制御などの基本的な能力の底上げをしておくことをおすすめします。
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仲間が雑魚だから、ゴミだから無理なんだ。
そう思いたい気持ちも痛いほどわかります。
誰かのせいにするのは簡単ですが、ずっとそれではいつまでたっても上がれない!
ただ淡々と、自分のためにスキルを磨き、プラチナ4からの脱却を目指しましょう。
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