狩猟の醍醐味を味わえる武器といえば「大剣」でしょう!
この記事では、モンスターハンターワイルズで初めて大剣を使う初心者から、久しぶりに手に取る人、いつも大剣!という人にまで、大剣で戦う際の立ち回りを解説します。
目次
これだけ読めばバッチリ!モンハンワイルズ「大剣」立ち回りの基礎
大剣は、一撃の重さが魅力の両手武器です。モンスターハンターワイルズでは新たなアクションも加わり、さらに戦略的な立ち回りが求められるようになります。
初心者から上級者まで、大剣を使いこなすための基礎知識を見ておきましょう。
大剣の基本操作
まずは大剣の基本となる「攻撃」「防御」「回避」をおさらいします。
大剣の基本的な攻撃としては、縦斬り、溜め斬り、薙ぎ払い、斬り上げなどがあります。
これらの攻撃は出す順番によってハンターの動きが変わったりしますが、これをコンボと呼びます。
中でも特徴的なのが溜め斬りです。溜める時間によって威力が変化し、溜め斬り→強溜め斬り→真・溜め斬りへと派生する、大剣の中でも威力特化の攻撃となります。
攻撃はモンスターの隙を突いて繰り出すのが基本。特に溜め斬りは大剣の主力となる攻撃であり、モンスターに大きなダメージを与えやすい技ですが、自身の隙も大きいので繰り出すタイミングをしっかり考えなくてはなりません。
防御アクションは大剣を盾として構えるガードです。ガードはモンスターの攻撃によるダメージを軽減するだけでなく、タイミング良く行うことで「鍔迫り合い」に発展することがあります。
鍔迫り合いに成功すると、モンスターを怯ませ、強力な「真・溜め斬り」を叩き込むチャンスにつながることも。
鍔迫り合い以外にも、タイミングの良いガードはジャストガード判定になり、ダメージが減らせるので狙っていきましょう。
回避と納刀は、大剣の立ち回りにおいて非常に重要です。大剣は隙がかなり大きい武器なので、攻撃後の隙を回避でキャンセルするといったテクニックが必要になります。回避は✕、納刀は抜刀時にR1です。
また、納刀して移動速度を上げるのもポイント。大剣の基本的な立ち回りは、「抜刀攻撃を当てて回避・納刀を繰り返す」という一連の流れが基本となります。
大剣の「切れ味」
大剣などの剣タイプの武器には「切れ味」というパラメータがあります。切れ味は使用するほど低下し、下がっていくほどダメージも減ってしまうほか、弾かれやすくなってしまうのです。
一定値を下回るとバトルに大きな支障をきたす可能性が。モンスターが移動するときには必ず砥石を使い、定期的に切れ味を回復しましょう。セクレトに乗って研ぐと安全です。
ワイルズで新しく追加された大剣アクションは?
モンスターハンターワイルズでは、新たなアクションとして鍔迫り合い、相殺斬り上げ、追撃十字斬り、集中貫通斬り、集中モードが追加されました。
鍔迫り合い
鍔迫り合い(つばぜりあい)は、モンスターの攻撃を繰り返しガードをすることで発生する特別なアクションです。鍔迫り合い中にさらに△ボタンを連打して押し勝つと、モンスターをひるませて攻撃のチャンスが生まれます。
鍔迫り合いにはジャストガードの練度を高める必要があるので、モンスターの動きやタイミングを見極めましょう。
鍔迫り合いについてはこちらの記事を!
相殺斬り上げ
「相殺斬り上げ」は、モンスターの攻撃に合わせて斬り上げを繰り出すことでカウンター効果を発揮し、モンスターを大きくのけぞらせることがあります。のけぞったモンスターには、素早く距離を詰めて強力な一撃を与える「追撃十字斬り」をくらわせることが可能。
相殺斬り上げのタイミングはシビアなので、練習が不可欠です。トレーニングエリアで練習するなら、タルマシンの叩きつけ発動とほぼ同じタイミングで溜めずに技を出すのが目安となります。
実戦で使った感想としては、カウンターになる当たり判定の時間にはやや余裕があるようにも感じました。相殺斬り上げを相手の攻撃に合わせるというより、相殺斬り上げ発動中に相手の攻撃がくるよう発動すればいい、という感じでしょうか。なので、大ぶりの攻撃にはわりと合わせやすいかもしれませんね。
集中貫通斬り
集中モードで使う「集中貫通斬り」は、特定の部位に集中してダメージを与える攻撃(L2を押しているときにR1)で、傷口や弱点を攻撃する際に有効です。モンスターの身体を沿うようにして、傷口に当てていくと破壊しやすくなります。
集中モード
傷口や弱点が可視化される「集中モード」は、全武器共通の追加アクション。L2を押している間、狙うべき部位が赤く光ります。集中モードにより、より効率的にダメージを蓄積することが可能です。
モンスターハンター初心者向け・大剣の基本的な立ち回り
大剣を初めて使う方は、以下のステップで基本的な立ち回りを身につけましょう。
STEP1:抜刀攻撃を当てて回避・納刀を繰り返す
大剣は一撃の威力が高い反面、攻撃後の隙が大きい特徴があります。
そのため初心者のうちはモンスターの攻撃後のわずかな隙を狙って抜刀攻撃を当て、すぐに回避や納刀を行い、安全な距離を保つことを意識しましょう。
欲張って何度も攻撃しようとすると、モンスターの反撃を受けてしまう可能性が高くなります。
また攻撃場所も重要です。できるだけ背後や側面に位置すると、大ダメージの多い正面からの攻撃に当たりにくくなります。
STEP2:モンスターが怯んだりダウンした時に溜め斬りを狙う
モンスターが大きな隙を見せた時、例えば怯んだりダウンしたりした時こそ、大剣の溜め斬りを叩き込む絶好のチャンスです。
溜め斬りは、溜める時間に応じて威力が上がりますが、初心者のうちは無理に最大まで溜めようとしなくてOK。モンスターの隙の大きさに合わせて適切な段階で攻撃を繰り出すようにしましょう。
STEP3:集中モードを活用して溜め斬りの命中率を上げる
ワイルズで新たに追加された集中モードは、溜め斬りの照準を合わせるのを助けてくれる便利な機能です。
特に動きの速いモンスターに対して溜め斬りを当てるのが難しいと感じる場合は、積極的にL2を押して集中モードを活用してみましょう。L2を押している間だけ集中モードになります。
集中モード中は画面が固定され、ハンターの向きに関わらず画面の中心に向かって攻撃が行われるため、モンスターを捉えやすくなります。
STEP4:ガードを積極的に使い、被弾を減らす
モンスターの攻撃の中には、どうしても回避が難しいものもあります。そんな時は、ガードを積極的に利用して被弾を減らすことを考えましょう。
ガードは斬れ味を消費しますが、体力を大きく減らされるのを防ぐことが可能です。またガードのタイミングによっては、後述する鍔迫り合いに発展する可能性や、ジャストガードも発生します。
ガードを成功させるにはある程度モンスターのモーションを覚えなくてはなりません。中級者編でも触れていますが、最初は余裕のある時にモンスターの腕やしっぽの動きを意識するところから始めてみてください。
STEP5:タックルを使い、攻撃の中断や体勢の立て直しをする
溜め斬り中にモンスターの攻撃が迫ってきた場合など、緊急時にはタックルで攻撃を中断し、体勢を立て直すことができます。タックルは溜め攻撃中に○ボタンで発動可能です。
タックルはスーパーアーマー効果があり、一部の攻撃なら被弾しても動き続けられるため、上手く活用すると止まることなく攻撃を仕掛けられます。
脱初心者!中級者を目指すための大剣立ち回りステップアップ
基本的な立ち回りに慣れてきたら、さらに高度なテクニックを習得して中級者を目指しましょう。
STEP1:溜め斬りのタイミングを見極める
初心者段階では、モンスターが完全に隙を見せた時に溜め斬りを狙うのが基本でした。
中級者を目指すなら、モンスターの行動パターンを覚えたり、予測したりすることを意識してみましょう。
攻撃後の硬直時間や特定の行動の予備動作中に、より積極的に溜め斬りを狙うと、火力アップにつながります。
STEP2:タックルを駆使して攻撃を継続する
タックルは、溜め斬り中のキャンセルだけでなく、モンスターの攻撃を受け流しながら次の攻撃に繋げるための重要なテクニック。
スーパーアーマー効果で、被弾しても行動を中断されず溜め斬りを叩き込むといった使い方も可能です。
また、溜め斬りや強溜め斬りの後にタックルでキャンセルすることで、素早く真・溜め斬りに移行するといった技も行えます。
STEP3:相殺斬り上げをマスターし、カウンターで大ダメージを与える
相殺斬り上げはワイルズで追加された強力なカウンターアクションです。
相殺斬り上げをモンスターの攻撃に合わせることで相手を大きくのけぞらせ、追撃のチャンスが生まれます。
カウンターに成功すると追撃十字斬りに派生できるため、積極的に狙っていきましょう。
相殺斬り上げは溜めることも可能で、溜めた状態で相殺を成功させると、その後の派生攻撃の威力が上昇します。
STEP4:鍔迫り合いを積極的に狙い、真・溜め斬りにつなげる
モンスターの特定の攻撃を何度もガードし、蓄積値を溜めることで発生する鍔迫り合いは、成功すればモンスターを押し返し、大ダメージを与えるチャンスです。
鍔迫り合い中は△ボタンを連打します。鍔迫り合いに勝利すると、高威力の真・溜め斬りを叩きこむチャンス。タイミングの良いガード=ジャストガードの精度を高めて鍔迫り合いを狙いましょう。
ガードやジャストガードができると、ズバン!という音とともに表示が出ます。ジャストガードを成功させることで、鍔迫り合い発生に必要なガード回数を減らせるため、積極的に狙ってみてください。
STEP5:状況に応じてコンボを使い分ける
大剣の基本的なコンボはいくつかありますが、個人的に使いやすいのは
- 溜め斬りコンボ(△ → △ → △)
- 縦斬り+薙ぎ払いコンボ(△ → ○ → △ → ○ …)
です。特に縦斬り+薙ぎ払いはずっと同じ動作を繰り返すことが可能で、溜め切りコンボのような大きすぎる隙ができないので、どんな場面でも使えます。
薙ぎ払いが入ることで、多少向きが狂っても当たりやすいのもメリットです。
中級者を目指すなら、これに加えてタックルや相殺斬り上げからの派生も意識できるのが理想。
例えば、溜め斬りの途中でタックルを挟んでモンスターの攻撃を回避しつつ、すぐに真・溜め斬りに繋げたり、相殺斬り上げでカウンターした後に追撃十字斬りを叩き込んだりといった応用的な使い方ができるようになると、立ち回りの幅が大きく広がります。
他ハンターと差がつく!上級者を目指すための大剣の立ち回りと考え方
大剣使い上級者を目指すには、基本的な操作やテクニックに加えて、さらに深い知識と状況判断能力が求められます。
モンスターの弱点を意識した立ち回り
モンスターにはそれぞれ弱点となる部位や属性が存在します。大剣で効率的にダメージを与えるためには、モンスターの肉質を理解し、弱点部位を的確に狙うことが重要です。
例えば、頭部が弱点のモンスターには積極的に溜め斬りを頭に当てるように立ち回るなど、モンスターごとの特性に合わせた戦略が求められます。
セクレトに騎乗して走る→✕→△でジャンプ切りすると、頭部に乗りやすくなります。
装備とスキルの最適化
狩猟するモンスターや自分のプレイスタイルに合わせて、装備やスキルを最適化することも上級者には不可欠な要素です。
大剣と相性の良いスキルとしては、抜刀術【技】、集中、納刀術などが挙げられます。特に抜刀、納刀のコントロールは大剣の軸になってくるので、スキルでカバーしておけば立ち回りやすくなるでしょう。
被弾を最小限に抑えるための立ち回り
一撃で大ダメージを与えられる大剣ですが、攻撃速度が遅いため、一度攻撃を外すと大きな隙が生じてしまいます。
モンスターの攻撃を予測し、いかに的確な回避やガードを行えるかが重要です。
そのためにはフリークエストで繰り返し狩猟に向かい、同じモンスターの癖や行動を理解する必要があります。
パーティープレイでの立ち回り
モンスターハンターの醍醐味であるマルチプレイ。パーティーを組んで戦うときは、味方との連携や役割分担を意識することが重要です。
大剣は、高い攻撃力でモンスターの部位破壊を狙ったり、ダウン中のモンスターに大ダメージを与えたりするのが主な役割になります。
味方の攻撃チャンスを作り出すために、積極的にモンスターを怯ませることも意識しましょう。
大剣使い向け・モンハンワイルズおすすめ装備&スキル紹介
モンスターハンターワイルズにおける大剣のおすすめ装備を紹介します。
スキルもまとめているので、装飾品などで迷ったら参考にしてください。
耳栓スキルのある装備
耳栓スキルがついていると、咆哮中に溜め斬りを入れやすいのが魅力です。
ワイルズの装備で言うと、プポル装備シリーズ、護竜セクレトシリーズ、護兇爪竜シリーズ、シーウーシリーズ、トゥナムルシリーズの各一部の装備についています。
アーティア武器
上位クリア後には、睡眠属性のアーティア武器が強力です。睡眠時に真・溜め斬りを叩き込めます。会心率を上げるスキルや、渾身などの火力スキルも積んでおくといいでしょう。
大剣全般におすすめのスキル
どれにしようか迷ったら、大剣使いが重視したい以下のスキルを目安にしてみましょう。
- 抜刀術【技】:武器出し攻撃の会心率が上昇
- 集中:溜め攻撃の溜まる速度が上昇
- 納刀術:武器をしまう速度が上昇
- 精霊の加護:ダメージを受ける確率を軽減
- 気絶耐性:気絶状態になりにくい
まとめ:モンハンワイルズで大剣を使いこなそう!
大剣は、圧倒的な破壊力でモンスターをねじ伏せる爽快感が魅力の武器です。モンスターハンターワイルズでは新たなアクションも加わり、より戦略的な立ち回りが可能になりました。
初心者の方も、この記事で解説した基本的な立ち回りを練習してみてくださいね。