挨拶時に「不慣れです」というチャットを目にしたら、あなたはどんなプレイをしようと心がけていますか?この言葉については、プレイヤーによって様々な感じ方があるようです。
FF14自体の初心者や、現在のジョブを使い始めた時などに「不慣れです」と発言する方を目にしますよね。
私もタンクに初めて手をつけた時、IDで何度か使用しました。
わりと前になりますが、「不慣れ…だから何?」と感じる人もいる、ということを知ったのです。
目次
「不慣れです」はわかりにくい?
定型文にもある言葉「不慣れです」、FF14内では珍しくない言葉でしょう。
「不慣れだから、何なんだろう」と感じる側の意見とは、“具体的にどうしてほしいか”についての言及がないから、不慣れだけ言われてもわかんないよ!ということのようです。
確かに、「不慣れなので道を間違えたらすみません」なら、まだ道を覚えていないんだな、先導しようと思えます。
「スキル回し覚えたてで不慣れです」なら、少々スキル回しが変でも、仕方ないなと納得できるでしょう。
せっかくチャット欄があるわけですから、具体的に苦手な点を伝えられれば、他メンバーもフォローがしやすい、というメリットはありますよね。
「初見です」に対して同様の感情を抱く人がいることも、目にしたことがあります。
「不慣れです」でも十分伝わる
個人的には“不慣れです”だけでも十分伝わると思います(初見です、も同じ)。
なぜなら、私は自分の経験などから想像ができるためです。
タンクなら、道の先導やヘイト管理、ボスの誘導。
ヒーラーなら、回復と攻撃の切り替え、咄嗟のリカバリー。
DPSなら、火力が出るスキル回し。
FF14自体の初心者や初見の方であれば、そのコンテンツ自体の経験不足(ギミックなど)も含まれるでしょう。
ジョブやロール、初見かどうかなどから、「こういう所でミスするかも」という想像ができます。
経験にないことでも、相手を少し気にかけておくだけで、対応に差が出ますよね。
「不慣れです」=「あまり自信がない」?
こう発言する意味には、「自信がない」という気持ちも含まれていると考えられます。
いくらネットでスキル回しを覚えても、特徴を知っていても、実戦を伴っていなければ自信は身につかないですよね。
でも、挨拶時に「自信がないです」って発言するのって、それこそ「不慣れです」と言われた時よりも「だから、どうすれば良いの?」ってなりませんか?
一度「不慣れです」を使った方なら、わかると思います。
コンテンツに慣れていない、スキル回しに慣れていないというのも本当、だからこそ自信がない。
故に、保険をかけておく意味でもこの発言をするのだと思いますよ。
私も自信がないジョブを出す時はビクビクしていたので、この気持ちはよくわかります。
初めは何を聞けば良いのかも、わからない
ガチガチの初心者の時って、自分が何をわかっていないのか、知っていないのか、まずそれがわかりません。
FF14に限ったことじゃなく、職場の新人や、部活の新入生でも、同じことです。
何がわからないのかを理解していないから、何を聞けば良いのかもわからない。
スキル回しには最適解があることを知っていれば、火力が出る回しについて質問できます。
攻撃のエフェクトによって性質が違うことを知っていれば、これはどんな性質なのかを聞けるでしょう。
まずそこを知っていないので、それに繋がる質問も出てこないのです。
だから「不慣れです」と言うしかない。
最初はみんな同じ条件なので、仕方ないことだと思います。
ベテラン勢のヒカセンも、経験と、慣れと、覚えの積み重ねで、理解できたことではないですか?
理解が深まっているプレイヤーなら、相手がどんなことに慣れていないのか、プレイしているとわかると思います。
スキル回しはその良い例。
ロールやジョブによっても、ミスの目立ちやすさが違ってきますね。
「不慣れです」と言われたら、あなたがその人のプレイを見て覚えた違和感、スキル回しの改善点などをアドバイスしてあげると良いかもしれませんね。
初心者を育てないとコンテンツは発展しない
具体的に言ってほしい、とい気持ちはよくわかります。
でも現実的に、FF14ではチャットをうつ暇が本当にない。
止まってたら先釣りされる、催促される、ヒールが間に合わない。
一度でもこんな経験をすれば、チャットをうつよりもとにかく戦闘をする、という選択肢を取らざるを得ないと思います。
だから、慣れている人は想像力を働かせてほしい。
初心者が育たない、知っている人しか遊べない、つまらない。
新規ユーザーの減少は、コンテンツの衰退という未来につながります。
面倒臭い、サクサク回したい、なんでこっちばかり気をつかわなければいけないのか。
正直思う時はあります、が、もちろん口にも態度にも出しません。
自分も初心者だった時、きっと先輩ヒカセンに同じ気持ちを味わわせたから。
自分が先輩の立場になった時、かつての自分のように不慣れで不安な気持ちを抱えたプレイヤーがいたら、その気持ちに寄り添いたいなって、思うじゃないですか。
FF14は楽しいんだよって、感じてほしいじゃないですか。
だから、想像力を働かせましょ。
そして初心者の方(不慣れな方)も、想像力を働かせてほしい。
アドバイスの言葉を「バカにされた」とか「偉そうに」なんて捉えず、自分を高める為のものだと思ってほしい。
何かあれば、遠慮なく聞いてほしい。
先輩ヒカセンって、聞かれたらなんでも教えたくなるお節介さんが、私を含めて多いと思うからw
「不慣れです」を見かけたら見守る気持ちで!
やや話が脱線しましたが、結局何が言いたいかというと。
「不慣れです」だけの発言は何ら問題ない、ということです。
言われた側は、少し想像力を働かせればサポートしてあげられる。
どうしても気になるなら、それこそ言葉で聞けば良い。
言った側は、助言があったら素直に受け止めましょう。
人によっては、「こっちもあんまり慣れてないのに」と思うかもしれません。
実際、慣れない同士のマッチングも起こるでしょう。
が、言った側もそこまで深刻に受け止めて欲しくて言うわけじゃないので、普通にプレイすれば大丈夫です。
「不慣れです」を見かけたら、ベテラン勢には是非見守るような気持ちで接して頂けたらと願います。
きっと大半のユーザーは、優しい姿勢でいてくれていると思いますけどね。
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