FF7REMAKE(以下リメイク)と、FF7REBIRTH(以下リバース)の要素から、「マテリアは星にある無数の世界そのものではないか?」という仮説が思い浮かびました。
リバースで登場したウェポンの体内にある巨大なマテリアを見たとき、中の模様が雲のように見えたんですよね。
そこから、もしかしてマテリアの中にある知識や思いそのものが世界をあらわしているのでは?と感じたんです。
これはきっと、3作目の空マテリアの伏線にもなると考えています。
ゲーム本編から読み解ける仮説の根拠や、3作目の考察もお届けします!
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目次
セフィロスが明かした「幾層もの世界」の存在
リバースの終盤、セフィロスが語った「この星には幾層もの世界がある」という事実。
運命の壁が壊れる時に新たな世界が生まれ、星には幾層もの世界が同時に存在することがわかりました。
しかし、それらの分岐した世界は永遠ではなく、あるものはすぐに消え、長く続いたとしてもいずれは消えて、星に還る運命にあります。
ここで重要なのは、星に還った後のエネルギーの行方です。
FF7の世界では、死者の精神エネルギーが星に還ることでライフストリームとなり、それは星の知識の一部となります。
これと同様に、消滅した無数の世界線そのものも、精神エネルギーとして星に還ることで、星の知識として蓄積されているのではないでしょうか。
同じ「星に還る」という表現から、恐らく消えた世界の知識も精神エネルギーとして、ライフストリームに溶け込んでいるはずです。
また、裏を返せば「世界は誰かの記憶や思いで構成されている」と言えます。
星の記憶=マテリア=世界の記憶
ライフストリームが凝固すると、マテリアになります。
ライフストリームには星やセトラの知識が流れているので、マテリアにはそれらが封じ込められていることになりますね。
「消えて星に還った世界の記憶」もライフストリームの中にあるので、それはマテリアの中に存在することになります。
そして、思いや記憶で構成されているのが世界であるとすれば、同じ要素が封じられているマテリアそのものが世界であるとも言い換えられるでしょう。
ギ族の黒マテリア生成で伝えたかったことは何か
リバースでは、新たなエピソードとして、ギ族がどのようにして黒マテリアを作り出したのかが語られました。
最初は単に黒マテリアができた経緯ってそうなんだ、と思っていたのですが…
マテリア=世界を表現しているという仮説を立てたとき、マテリアの生成と世界の誕生の関係性も匂わせたかったからじゃないかと思ったんです。
マテリアの性質は願いによって定義できる
ギ族は無垢なるマテリアに対して「無に還りたい」という強烈な憎悪と願いを込めることで、星を破壊する「黒マテリア」を生成しました。
これは、マテリアは最初から決まった性質を持つのではなく、注ぎ込まれる「想い」や「願い」によって、その中身を定義できるということでもあるということです。
ギ族の強固な意志(憎悪、怒り、悲しみ)が反映された結果、メテオで星を壊すという黒く邪悪なマテリアが生まれました。
運命の壁の破壊と世界の誕生
「運命の壁が壊れる時、新しい世界が生まれる」とセフィロスは語っています。
ではなぜ、どんなときに運命の壁は壊れるのでしょうか。
実はこれも、誰かの意思、願いによってもたらされることであり、本質的にはギ族の黒マテリア生成と同じではないかと考えています。
「運命を変えたい」「星を救いたい」といった意思が働き、誰かがそれを選択して、初めて運命の壁が壊れる(越えられる)。
リメイクで運命の壁を越えてフィーラーを倒したことが、その象徴と言えます。
ザックスも「選んだら道ができる」と言っていましたよね。
さらに「運命って何だよ」「俺が選ぶ」と強く宣言していました。
新しい世界とは、たまたま偶然できるのではなく、意思をもって選択したとき、誰かがそう望んだときに生まれているように思います。
そしてそれが、前向きな意思であればその意思を汲んだ世界になり、邪悪な意思をもって越えれば、その意思が反映された世界になる…のではないかと。
黒フィーラーが作った運命の壁と、エアリスが触れたことで壁が白くなるという変化も、そういう、運命を越えるものの意思や力の影響をあらわしているのではないでしょうか。
3作目のキーになる「空のマテリア」
フィーラーに中身を奪われ、白マテリアから空っぽになってしまった空マテリア。
リバース終盤、別世界のエアリスから受け取った白マテリアにかわり、クラウドに託されました。
この空マテリアは、ギ族が言うところの無垢なるマテリアでしょう。
3作目では、この空マテリアに何らかの強い願いが込められたとき、新たな世界が内包される(世界が作られる)可能性が高いと考えています。
実は、リバースEDでもそのような匂わせを感じました。
空のマテリアに映る「反転した世界」
リバースのラストシーン、クラウドが手に持った空のマテリアを覗き込むカットがありますよね。
そこには、クラウド自身と、反転した周囲の景色が映し出されていました。
あの演出は単にガラス玉のようになったマテリアを見ているだけではなく、そこに世界とクラウドが映ることによって「マテリア=世界」であることをメタ的に表現しているのではないか、と。
そして、3作目で新しい世界が作り出されることへの示唆でもあるのではないかと感じています。
空マテリアに何を込めるのか
仲間全員の思いが込められるであろうとは思いますが、原作を振り返ってみると、決戦前のクラウドの言葉が思い出されます。
クラウドが戦う理由の一つには、単に星を救いたいという気持ち以外に「個人的な思い」がありました。
実際、一人一人が戦う理由って、実は個人的なものなんですよね。
例えば、バレットとなら死んだ仲間の意思を継ぐとか、マリンの未来とか。
ナナキは、じっちゃんに託された星の行く末を見届けるとか。
むしろ、こういう個人的な思いがなく、そこすっ飛ばして急に「星を救おう!」なんてならないんですよね、普通は。
個人的な思いの一つひとつが、その先の星を救いたいという気持ちにつながる。
なので、空マテリアが何らかのマテリアになるときも、「個人的な思い」が核になるかもなあと思っています。
3作目:リベレーション(Revelation)で空マテリアが作る新たな展開に期待!!
わざわざギ族の説明と空マテリアを用意したのも、何らかの意味があってのことのはずです。
すべてのことに意味はある、すべてのことに意味がないのと同じ。
人がそこに意味を見出すから、価値ができるのです(じっちゃんありがとう)。
世界線やフィーラーという大風呂敷を広げたからには、ただただ原作通りの展開に収束しないことはもう覚悟できていますし、どう料理してくれるんだ??という期待と不安も膨らんでいます。
どちらかというと期待のほうで待っていたいので、よろしくスクエニさん!




